
楽譜が読めないのでピアノが弾けない、弾く気がしない、でも弾けるようになれたら・・・と思ったことはありませんか?
ピアノの楽譜(五線譜)には音符やいろいろな記号が登場し、初心者の方がはじめから全てを理解するのは難しいです。頑張って覚えようと思えばできないことはないかもしれませんが、たとえ全て暗記できても弾けるようにはなりません。
ですが、

「音符の2つのポイント」音の高さ(何の音?)、音の長さ(何拍伸ばして弾くの?)をマスターすれば、あなたが弾きたい曲にチャレンジすることができるようになります。
やる気はあるのに、楽器(鍵盤アプリ)もあるのに、弾きたい曲も決まっているのに、ここで躊躇していてはもったいないですよね?
これを機会に、音符を攻略して、あなたの弾きたい曲にどんどんチャレンジしていってください。
【音楽理論の基礎1】鍵盤上の音について
音の名称
ドレミ(イタリア語)、ABC(英語)、イロハ(日本語)における鍵盤上の表記はこのようになります。
白鍵7個の繰り返し
鍵盤の構成は、白鍵7個の繰り返しになっています。
12音の繰り返し
鍵盤の構成は、白鍵7個と黒鍵5個、合計12個の繰り返しになっています。
黒鍵は2個と3個の繰り返し
黒鍵の構成は、2個と3個の繰り返しになっています
黒鍵2個の左隣→ド(C)
黒鍵2個の左隣の音→ ド になります。
鍵盤上でドを見つける時は、黒鍵2個を意識しましょう。
黒鍵3個の左隣→ファ(F)
黒鍵3個の左隣の音→ファ
【音楽理論の基礎2】記号
五線譜について
楽譜にはいろいろな種類があります。
ここでは五線譜を使っていきます。
音部記号:ト音記号&ヘ音記号
調号&臨時記号
曲の途中に出てきたファ#・・・その音だけ半音上げる(臨時記号)
曲の最初に表示されているシb、ミb・・・曲中全てのシとミにbをつける(調号)
縦線、終止線、小節、拍子記号、速度記号
【音楽理論の基礎3】音符1(音の高低)
音符1:音の高さ
鍵盤を縦にしてみると〜五線譜に似ている気が・・・
五線譜の下の方が低い音で、上の方が高い音になる。
白鍵7個の繰り返し
↑鍵盤上での白鍵7個の繰り返しを楽譜に反映
鍵盤のド(C) & 音符のド(C)
↑鍵盤上のド(C)と音符のド(C)
【音楽理論の基礎4】音符2(音の時間的長さ)
音符2:音の時間的長さ
音の長さは、どらやきで考えるとわかりやすい。
4分音符は、1拍。
音符の旗を包丁と考えると8分音符は1回バッサリ切って、
2分の1(0.5)拍。
16分音符は、旗が2本なので、2回バッサリ、バッサリ切って
4分の1(0.25)拍。
付点音符の長さ
付点音符の点の意味は?
点がついている元の音符の半分の長さを足してね!
<付点2分音符の場合>
点を取ると→2分音符→のばす長さは2拍。
点の意味は?→2拍の半分、つまり1拍を足してね!
2+1=3・・・伸ばす長さは3拍
<付点4分音符の場合>
点を取ると→ただの4分音符で、伸ばす長さは1拍。
点の意味は?→1拍の半分、つまり0.5拍を足してね!
1+0.5=1.5・・・伸ばす長さは、1.5 拍。
<付点8分音符の場合>
点を取ると→ただの8分音符で、伸ばす長さは0.5拍。
点の意味は?→0.5拍の半分、つまり0.25拍を足してね!
0.5+0.25=0.75・・・伸ばす長さは、0.75拍。